【BGS詳解】アメリカンウォーターフロント
さて、南イタリアの風を背中に受けながら気付けばアメリカンウォーターフロントに足を踏み入れていることでしょう。
メディテレーニアンハーバーから右手の方に向かうと、途中から坂になっている部分があります。
そこからアメリカンウォーターフロントに入るまでの長い道のり、あれ実は全部「橋」なんです。
お名前を「ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティー」、イタリア語で歓迎の橋という意味です。
また、アメリカンウォーターフロントに行く際に右手側、つまりプロメテウス火山側に向かってもう一つ橋が架かっているのですが、この橋のお名前は「ポンテ・ヴェッキオ橋」といいます。
イタリア語で古い橋、という意味です。
つまり、イタリア語で橋はポンテ……。
ほら、荒川のことも「Arakawa Riv.」って書くし、何らおかしいことはないって。
脱線。
BGSを見てみましょう。
20世紀初頭のアメリカ合衆国の港町や田舎町。
このテーマポートは、
大都会ニューヨークを再現した”ニューヨークエリア”
マサチューセッツ州の長閑な漁村ケープコッドを再現した”ケープコッドエリア”
古く良き移動遊園地を再現した”トイビル・トロリーパーク”
の3つに分けられています。
グランドオープン以降、新規導入されたアトラクションが最多であり、新しい物好きのアメリカ気質を感じられますね。
多分これ見たほとんどの人が
「え、あのトイマニのあたりって、一個のエリアとして確立してんの!?」
だと思います。だってわたしもそう思ったもん。
テーマポートの説明としては、東京ディズニーランドのワールドバザールと時代が同じ、という点だけで数時間語れます。
まずは、ドナルドの叔父にあたるスクルージおじさんの「マクダックス・デパートメント・ストア」があること。
東京ディズニーランドのワールドバザールにはミッキーとその仲間たちが経営する「グランド・エンポーリアム」という百貨店があります。
ワールドバザールとは、ウォルト・ディズニーの生まれ故郷を再現したテーマランドです。
そこにミッキーたちのお店がある、ということは、ウォルトの生きた時代にミッキーたちはいるということです。
そして同じ時代設定のアメリカンウォーターフロントにミッキーの仲間たちの店がある、これはその理論を裏付ける確たる証拠になるのです。
感動しませんか?わたしはします。
あとはBGMが同じということでしょうか。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでほとんど同じBGMを聞くことはできません。
なんか書いてて、そりゃそうだなって思いました。
ただこれ、ニューヨークエリアだけなんですよね。
あ、トイビルトロリーパークはもうこの際ニューヨークエリアカウントで。
まぁケープコッドであんな華やかな音楽流されたら、ダッフィーちゃんたちびっくりしちゃいますよね。
そう、ケープコッドエリアは今や知らぬ者などいない東京ディズニーリゾートメルカリ支店の棚を埋め尽くす、飛ぶ鳥を落とす勢いでおなじみの大人気キャラクター"ダッフィーフレンズ"のいる場所です。
参考までに、ハワイの「アウラ二・ディズニー・リゾート&スパ」にはカメの"オル"、香港の「香港ディズニーランド」にはイヌの"クッキー"というご当地フレンズがいます。
ここに手を出したらもう海外進出なんてものも笑っていられないので必死に抑えているので多くは語りません。
書きたいアトラクションがあるのですが、別のタイミングで紹介する予定があるので今回は割愛します。
こちら→
レストラン、というかレストランの壁について。
壁!?って思った人がいると思います。
まぁ、壁なんですよね。
「Zambini Brothers」
これ、実はメディテレーニアンハーバーにある「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」というレストランの三兄弟のオーナーの絵なんです。
下に「venetian olive oil」とか書いてあると思いますが、これ、メディテレーニアンハーバーのザンビの方にも書いてあります。
メディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントは、時代設定的にもすごく離れているわけではありません。
どちらも20世紀初頭の設定ですからね。
ということは、何らかの形で、彼らザンビーニ兄弟はオリーブオイルをアメリカに売りに来た。
しかも壁に肖像と共に大々的に紹介されているということは、アメリカンウォーターフロントの人たちから大変よく思われている可能性が高い。
なーんていう意外なテーマポート同士のつながりがあったりします。
海のつながり、といったらよいのでしょうかね。
さすがにレストラン関連を壁だけで話を済ませるのはちょっとアメリカンウォーターフロントに失礼なので、おススメをいくつか。
まずは「デランシー・ケータリング」。
これ店名で伝わる気がしないのですが、「マクダックス・デパートメントストア」と「エレクトリック・レールウェイ」の間にある黄色いバン型のお店で、ホットドッグ屋さんです。
「あれそんな名前なの!?」
とはつい5分前のわたしの感想です。
とにかく朝一にビールとホットドッグをキメるのが最高にアガります。
次に「レストラン櫻テラス席」。
「いやこここそ名前あったでしょ!?」
これもついさっき思わず叫びかけたもの。
こちらはブラックペッパーてりやきチキンロールが大変おいしゅうございます。
最後に「バーナクル・ビルズ」。
季節ものの一番の被害者、ともっぱらわたしの中で憐憫の対象になっているお店です。
骨付きソーセージがおいしいのでおすすめです。
まぁ、ここら辺の店は何より、ビールが買えるないしはビールがすぐ近くで買える!
いやぁ、今回はたくさん書いて満足しました。
問題はすっと思いついたテーマポートで出します。
あ、今回ケープコッドについてうっすらしか触れてないのは、次ちょっとたくさん書く予定があるからです。
バランス is 大事。
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